リセッション後にくる経済それは「信用主義経済」だ。
これは岡田斗司夫という通称サイコパスおじさんの「評価経済」の受け売りでもあるが、独自解釈で内容に違いがあると思うので別称で「信用主義経済」と自分の中で呼んでいる。「信用主義経済」は要するに信用あるものを売買しようとする経済の仕組みだ。
中国を例にだす。
「服→電化製品→車→インフラ」と中国の経済発展と共に中国が国際的に売り出す製品も高度化していったわけだが、時間がたった現在それに暗い影を落としている。
服なら破けても、まぁまた買えばいいか。
電化製品が壊れたら、出費がそこそこ手痛い、次は日本製にしよう。
こんな感じで済んでいたのだが、規模が大きくなりそれがむしろマイナスになり始めている。
インドネシアでは日本と中国の高速鉄道が天秤にかけられた末に中国が受注することになった。結果として足元をみられ値段をつりあげられ、日本の提示額よりも大幅に増額を迫られ、挙句の果てに高金利、利便性も悪く業績不振の不良債権と化して今もマイナスを生みだし続けている。
ベトナムでは一時期、安い中国製のバイクが流行り、日本製バイクが業績不振になっていた。しかし、中国製品は質が悪くすぐ壊れる。という流れになり日本製のバイクは売り上げを取り戻している。
この二国の例から言えることは高度なものの不信用は取り返しがつかず致命傷になりえる。信用は絶対条件だということだ。
この考えは政治的な流れもあるが世界中で広がっていくように思える。
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