金利のある世界

リセッション後は高金利の時代が来る。

なぜかと言えば、そもそもお金の総量は増え続るのに将来のお金の価値が上がるというのがおかしいのだ。

小判(金)

紙幣(金と同等)

租税貨幣(紙)

未来→経済紙幣?(デジタル?

このように時代の流れと共に紙幣の物理的な価値は下がり続けてきた。それにもかかわらず紙幣としての価値が上がり続けてきた。

それは、今回のリセッションの原因でもある。

何かというと、実はゆっくりと紙幣の担保が物理的価値から発行元の経済的価値に移り変わったことだ。

本来、ニクソンショックの後にすぐにそうなるはずだったのだが、そうはならなかった。ジンバブエドルやトルコリラのようにハイパーインフレの経済の不便さを見て、各国が紙といえど物理的価値があることに気づいたからだ。

しかし、時代の流れと共に人口減少、技術的進歩などのキャッシュレス化により物理的紙幣の限界を超えて過剰供給になった。けれど国際競争に夢中な人類は、気づかず紙幣を刷り続けた。

それにより中国という経済を過度に偽った偽証紙幣が世界に蔓延し、それに対抗するようにユーロやドルが刷られた。過当競争になりEVという小規模産業の失敗が各国共倒れという形で経済にとどめを刺した。

世界は慌てるだろうが、実はそうでもないことにその内気づくだろうデジタルなら別に困らない。

そして、インフレ率20%なら金利を17%にして景気を刺激すればいい、これなら理論上インフレ率3%だ!

そういう金利のある未来が近いうちにやってくるだろう。


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